檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


その時。

足音が響く。

海里だった。

その後ろには玖音。

愛流。

そして蒼依。

全員が揃っていた。

凛月は振り返る。

「お前ら……」

誰も動かない。

誰も笑わない。

ただ。

静かに見つめていた。