檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


「俺」

言葉が詰まる。

そして。

苦しそうに呟いた。

「間違ってたのか」

玖音は黙る。

すぐには答えられない。

何年も一緒にいた。

誰よりも知っている。

だからこそ。

簡単には言えなかった。