檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


だけど。

思い出す。

苦しかった日々。

息が詰まるような毎日。

無理に笑っていた自分。

そして。

一人で泣いていた夜。

愛葉は唇を噛んだ。

好きだけじゃ。

一緒にはいられない。

その事実が痛かった。