檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


部屋へ入った琉生は。

いつも通り壁にもたれる。

愛葉は今日の出来事を話した。

蒼依のこと。

本音を聞いたこと。

全部。

琉生は黙って聞いていた。

そして。

話が終わると小さく頷く。

「そうか」

その一言だけだった。