檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


「閉じ込めてねぇ」

凛月は言う。

「守ってるだけだ」

聞き慣れた言葉。

玖音は目を伏せた。

二年前も聞いた。

何度も。

その度に。

総長は止まれなくなっていった。

「守るってのは」

玖音が言う。

「自由を奪うことじゃねぇ」