檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


翌日の昼。

珍しく凛月は外へ出ていた。

愛葉は一人で部屋にいる。

窓の外を眺めながら。

ぼんやりと考えていた。

帰りたい。

でも。

本当に帰れるんだろうか。

そんなことを考えていると。

扉がノックされた。