翌日。 凛月は朝から機嫌が良かった。 「ちゃんと寝たか?」 「ご飯食ったか?」 いつも通り。 優しい。 愛葉は笑顔を作る。 けれど。 昨夜のことが頭から離れない。 琉生の言葉。 ――だから連れて行く。 胸がざわついた。