倉庫の裏口。 冷たい夜風が吹く。 愛葉は何度も振り返った。 ここにはたくさんの思い出がある。 凛月がいて。 海里がいて。 愛流がいて。 玖音がいて。 蒼依がいて。 全部失う気がした。 足が止まる。 その時だった。 「行け」 声が聞こえた。