檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


日曜日。

待ち合わせは昼からだった。

鏡の前で髪を整える。

久しぶりに友達と遊ぶ。

それだけなのに。

少しだけ胸が弾んでいた。

スマホが震える。

画面を見る。

凛月からだった。

『起きたか』

思わず笑う。

『起きてるよ』

そう返事を打った。