檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


週末。

倉庫。

愛葉は一人で飲み物を取りに行こうとしていた。

その時。

足元がふらつく。

視界が揺れる。

「あっ」

体が傾いた。

その瞬間。

腕を掴まれる。

「危ねぇ」

低い声。

琉生だった。