檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


その夜。

スマホが鳴る。

凛月からだった。

『日曜何時から』

愛葉は返信する。

『まだ決まってないよ』

既読はすぐにつく。

『終わったら連絡しろ』

いつもの言葉。

だけど。

その後も通知は続いた。

『どこ行くんだ』

『誰が来る』

『何時に帰る』

質問が並ぶ。

愛葉は一つずつ返した。

でも。

少しだけ疲れた。