檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


放課後。

愛葉はその話を凛月にした。

「日曜日?」

「うん」

凛月の表情が少しだけ固くなる。

愛葉は気付かない。

「美咲ちゃんたちと遊ぶの」

そう言うと。

凛月は静かに頷いた。

「そうか」

短い返事。

それだけだった。

だけど。

繋いだ手が少しだけ強く握られた。