檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

翌日。

昼休み。

スマホが何度も震える。

画面を開く。

凛月からだった。

『起きたか』

『ちゃんと食べたか』

『薬飲めよ』

『昼は何食う』

『体調どうだ』

思わず苦笑する。

いつものこと。

いつものはずなのに。

今日は少しだけ胸がざわついた。

『大丈夫だよ』

返信を送る。

すると数秒で既読がついた。

『ならいい』

短い返事。

それなのに。

なぜか見張られているような感覚が残った。