檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜

「でもクラスメイトだよ?」

それ以上でもそれ以下でもないし当然のことを言う。

そしたら凛月は困ったように笑った。

「分かってる」

そう言いながら。

私の頭をぽんっと撫でる。

「分かってるけど嫌なんだよ」

まるで子どもみたいな言い方で。

だからこの時の私は深く考えなかった。



その日の夜。

スマホが鳴る。

凛月からだった。

『今日話してたやつ』

メッセージが届く。

『健太だっけ』

少し驚く。

ちゃんと名前まで覚えていたらしい。

『そうだよ』

返信を送る。

既読はすぐについて次のメッセージを見た瞬間。

指が止まった。