リビングに入ると、京が嫌そうな顔をして眉を寄せた。
「うわ……」
……?
「あら。おはよう、ふたり共」
リビングのドアで立ち止まるあたしと京に、キッチンにいた京ママが気付く。
「あっ! おはようございますっ。おかげ様でよくなりましたっ」
「ふふっ。ぐっすり眠っちょったもんね」
「す……すいません」
「治って良かったけん! ご飯できちょーよ。食べんさい」
綾の赤くなった顔を見て、京ママは笑った。
優しいお母さんだな……。
ふとソファーに腰かけてる人が目に入り、唖然とした。
横顔だけど、京にそっくりの人がいる。じっと見ていると視線に気付いたのか、目が合ってしまった。
……やっぱり似てる!! お父さん……だよね?



