君を、何度でも愛そう。




この町に来て、もう6年が経つ。

本当に色んなことがあった。


京に出逢って、陽子や陸と毎日遊んで、京に恋して郁子と対立したり、京の家族に娘のように扱ってもらったり。


理一に出逢って、和也と出逢って、朋にも出逢って。


毎日毎日楽しかった。だけど毎日泣いていた。バカだね……あたし……。


いなくなれるわけがないのに。


この町には、京との思い出がありすぎる。


この町の至る所に、あたしの初恋がキラキラと輝いている。



ねぇ、京?

いっぱいいっぱい、ごめんなさい。

それよりも、いっぱいいっぱい、ありがとう。



あのね、京。


あたしこの町に来て良かった。


京と、出逢えたから。