「……綾が目を覚ましたら、みんなどうするかや?」
俺の問いにみんな戸惑ったが、すぐに笑顔を見せた。
「意地でも笑わしちゃるけん」
ニヤリとした和也に、朋が笑う。
「金髪になったこと、怒るかな」
「あはは! あたしは……綾の話を、いっぱい聞いちゃりたい」
陽子が優しく微笑むと、陸も頷いた。
「その後は説教だけん」
陸の言葉に、みんながクスリと笑う。
「理一は?」
理一に笑顔を向けると、俺から綾に視線を移してゆっくり口を開いた。
「……幸せになれって、言うけん」
「………」
理一は俺を見て、ニヤリと笑った。
「京は? どうするかや?」
「俺?」
笑った俺に、一斉に視線が集まる。
「もう一度、誓いをする」
微笑んだ俺の意図がみんな分かったように、笑ったり、呆れたりした。
「ほんっと京は綾が大好きだや」
「聞いてるこっちが恥ずかしいけん」
「京らしくていいじゃん」
理一、和也、陸が口々に話す。
当たり前だ。
12歳の時から、俺の全ては綾じゃったんだから。



