君を、何度でも愛そう。


────…


次の日の昼休み、俺たち5人は食堂で話し合っていた。


綾の見舞いに行くべきか、行かないべきか。


「「「…………」」」


きっと同じくらい、みんなが悩んどった。


行きたい。行かないほうがいい。


ふたつの気持ちの葛藤が、ずっと胸の奥で続いちょった。


「俺は行きちょーって思う」


そう言ったのは和也。


「綾は嫌がるかもしれんけど、行きたいけん。俺は今でも綾のこと、友達だと思っちょーし……」


みんな和也を見てから、俯く。心の葛藤をしている時、

「理一くん!」

と、呼ばれた。


振り返ると食堂の入り口から走ってくるひとりの女子生徒が見えた。


文化祭で告白されたから、覚えちょる。梢先輩だ。


「……どうしたんすか」


俺たちのいる席にたどり着いた梢先輩を見上げる。


「あの、綾がっ! 今、病院に……意識不明で病院にいちょるって……聞いて……っ」


梢先輩は両手で口元を覆って、途切れ途切れに言葉を発した。その手が微かに震えていることに気づいたけど、疑問が頭に浮かぶ。