俺らのクラスに、和也、陸、陽子、朋が集まる。
俺は窓際の後ろから3番目の自分の席に座り、和也も俺の後ろに座った。隣の席に陸たちも腰掛ける。
「……綾が病気って、知っちょった?」
暖房の音だけが響く教室で、静寂を破いたのは俺だった。
俺の言葉にみんな顔を上げ、誰よりも先に陸が口を開く。
「俺と陽子は小学から一緒だけん。知っちょった」
「俺も、小学の時から軽く知っちょる程度じゃったけど……最近ちゃんと聞いたけん」
「……あたしは最近知ったけん。それまで、全く知らんかったが」
……俺だけ知らんかったんか。
「……何の病気?」
「……心臓関係の病気」
少し間を置いて、和也が答えた。
心臓? じゃあさっきのって、心臓発作ってことか……?
「治るんじゃろ?」
手術とか、治療法はあるよな?



