君を、何度でも愛そう。




「わかったけん。水島くんも同行して。あなたたちは――……総会に出れそうな状態じゃないけんね」


体育館に行けと言うつもりだったんじゃろう。


ぐるりと俺たちを見渡した先生は、無理だと判断したらしい。


朋と陽子は泣き続けているし、俺は黙って動かない。陸も和也も、動揺を隠せちょらん。


「じゃあ、行きましょう」


担架に乗せられた綾の横にぴったりと付いていく京の瞳からは、愛しさが溢れている気がした。


……綾。

病気だったんか?


それにお父さんって。薄々気づいちょったけど、やっぱり母親がいないんか……。



俺たち5人は先生に気を遣ってもらい、自習という名目で教室に待機させてもらうことになった。


誰も何もしゃべらず、俺たちは教室に向かった。