あたしは結局、京が待っていた進路別学習には行かずに、ひとり家に帰った。 泣いたから目が腫れてしまったのと、発作への恐怖で体中が震えていたから。 誰もいない家に帰り、制服から私服に着替え、部屋の机から保険証と診察券、少しのお金を持って再び家を出た。 発作が起きたら、病院に行って診察しなければならない。 バスに1時間ほど揺られると、活発で大きな街に着く。そこに大学病院がある。 あたしは重い足取りで病院へと向かった。 残酷な運命を、告げられるとも知らずに。