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「理一く〜ん! 写真撮ろ〜!」
「うぃーっす」
文化祭の一般公開が終わり、後夜祭が始まった。
校庭の真ん中には、キャンプファイヤーが作られ、その周りを踊ってる人もいれば、座って話してる人もいる。
あたしは和也と朋と立ち話をしていた。陽子と陸は地面に座って、ふたりで話している。
少し離れたとこで、京と麻実が笑いあっていた。
まぁ……花火が始まるまでの自由時間って感じ。
それから……。
「やっべー、告られたが〜」
先輩に写真をせがまれた理一が、小走りで戻ってきた。
そう、告白タイム。
OKをもらって、そのまま花火を見るってオプションまで付いていたのだ。
「モテますな〜」
「ふはっ、和也の顔っ!」
あたしは和也のニヤケ顔に思わず吹き出す。
「理一ってやっぱモテるけんね〜」
「やっぱって何!?」
クスクス笑う朋に、ショックを受ける理一。
「ははは! 理一って自意識過剰!」
「俺はモテるんだけん!」
和也の言葉にムスッとする理一に、あたしたちは笑う。
「あーあ。早く花火始まらんかな〜。みんなで見るけんね」
「理一、信じてんだ?」
あたしが聞くと、理一は当たり前と言う顔をした。



