君を、何度でも愛そう。



あたしの右隣から朋、陽子、陸、理一が地面に座っていて、あたしの左側には和也、京、麻実が花壇の縁に座っている。


8人でできてる輪は、今日の後夜祭の話で盛り上がっていた。


「………」

あたしは黙々とお好み焼きを食べ、みんなの話を聞いている。


「後夜祭って言えばさ〜、花火だよなぁっ!」


和也が嬉しそうに言うと、陸が興味なさそうに返す。


「10分もないって先輩が言っちょったが」

「とか言ってちゃっかり陽子と一緒に見るんじゃろ」


ニヤリと笑った理一に、陽子が顔を赤らめた。


「ジンクスあるけんね? 花火を一緒に見た人とは、ずっと一緒にいちょるってやつ」


朋がそう言うと、みんなが「へ〜」と感心した。


「まぁ迷信じゃろ〜? こういうイベントには大概あるがや」


理一が地面に生えてる雑草をブチっと引き抜く。


「それでも信じたいのが女なんじゃって〜」


ははっと笑って和也が言う。


「男でも信じちょるじゃろ?」


陽子が真顔で言うと、男子メンバーは「まぁねー」と苦笑い。


「綾も信じちょー?」