向かいあって寝転んでるあたしを、京はじっと見てくる。 「な……何?」 「Yシャツ脱げ」 「は!?」 なななな何言ってんの!? 京は起き上がって、自分の乾いたYシャツを手渡す。 「俺の乾いちょるから、着て」 「えっ、いいよ!」 「そのままじゃ風邪引くが」 「京が風邪引く!」 「いいから。俺にはTシャツあるけん」 有無を言わせない京の瞳に、渋々Yシャツを受け取る。 「ありがとう……」 「セーターも」 「ありがとう……」 「ん。待っちょるから」 あたしは黙って頷いて、更衣室に着替えにいく。