「ぶっ……」
「なっ!」
「はははははっ!」
京の腕から落ちて、見事に全身びしょ濡れなあたしを指差し、京は爆笑している。
「ははっ、綾ってほんとっ……くくっ…バカだが〜!」
「笑いすぎだよね!?」
「ぷくくーっ!」
「〜〜〜っ」
かぁっ!と赤くなる顔。
京ってこんなに大声で笑う人だった!?
「〜もう最悪!」
制服も髪も濡れたし。胸が苦しい。
「自分で落ちたんじゃろ」
「うるさいっ」
「はははっ」
水に濡れた京が眩しい。屈託なく笑う笑顔が、胸を熱くさせる。
ドキドキする。鼓動が、うるさい。
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