「……クラスになじんだ?」
「なじんどるが」
「……ならいいけど」
「なんかや」
フッと笑って、京は潜った。あたしは足をプールに入れたまま、プールサイドに寝そべる。
なじんだかぁ……。そうかな。ならいいんだけど。
日差しを遮るように、腕で目を覆う。
……昔の京ならもっとこう……クラスの中心にいたのに。今は違う気がする。
周りがそうさせないんじゃない。
京がそうならないようにしてる気がするのは、あたしの勘違いかなぁ……。
────バシャ。
水音が聞こえて、目を覆っていた腕をどかす。
「!?」
「そろそろ乾かしとかんと」
「京っ! 綾まで濡れるっ!」
「別にちょっとくらいいいがや」
びしょ濡れになった京はあたしの隣に座って、ワイシャツとTシャツを脱いでいた。



