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「今日から進路別学習始まるけんねー! しっかり励みんさい」
朝のホームルームで、担任がそう告げて教室を出ていった。
「綾って結局、何にしたかや?」
朋があたしのそばに寄ってきて、不思議そうに首を傾げる。
「未定クラス」
「えぇ!? 未定かや!」
「朋は美術クラスだよね?」
「うん。綾、未定でいいの?」
優等生の朋はあたしの将来でも心配してるのか、焦っている。
「いいよ別に〜! 進路別学習って言っても、みんな好きな教科とか得意な教科のクラス選んでるだけじゃんっ」
へらっと笑うあたしに、朋は小さくため息をつく。
「まぁそうじゃけど、未定クラスって本当に何するか分からんらしいが」
「あたしは未定でいいよ〜」
軽く返事をしてふと視線を動かすと、京と目が合った。



