リビングで楽しく団欒してから京の部屋に行き、4人で京ママ特製のイチゴショートを食べてると、陽子が白い袋を手渡してきた。
「あたしと陸から、誕生日プレゼント」
「えっ、ありがとう!」
陸と陽子を交互に見ながらお礼を言いつつ、袋を受け取る。
「開けていい?」
「うん」
「急いで買いに行ったけん、大したものじゃないが」
期待を胸に、丁寧にラッピングを取り、袋を開ける。
「可愛いーっ!」
袋に入ってたものを取り出すと、ハートのキルティングが施された、大きめのピンクのポーチと、淡いピンクのグロスが入っていた。
「どっちも欲しかったの!」
キラキラ目を輝かせるあたしに、3人は笑う。
「良かったな、綾」
「うんっ」
「使ってね」
「もちろん!」
「失くすなよ」
「失くさないよ!」
わーっ、わーっ! 嬉しい!



