「……………」 それが分かってて、4人で祝ってくれるんだ。 「……京」 ありがとう。 昔に、戻そうとしてくれてるんだね。 携帯を置いて、クローゼットを開ける。 行こう。行かなきゃ。 綾と京は、友達に戻ったんだ。 嘆くことなんかない。 京は、この町にいるんだから。 また、やり直せばいい。 京と理一と過ごして、選ばなきゃいけない。 その覚悟を、決めなきゃ。 大切な人たちを、本当に大切にするために。