君を、何度でも愛そう。




「……ハート……」


理一、ハートにしつこい。


前にもらったハートのネックレスと同様、小さい箱には、赤いラインストーンが散りばめられたハートのピアスがふたつ入っていた。


「ぷっ」


対抗心強いのかなぁ。


素直に嬉しい。でも……。


「綾、ピアスホール開いてないんだけど……」


理一って、意外にマヌケ。


どうしようかな。


可愛いから、使わずにはいられない。


……今度開けよう。


律兄に頼めば、開けてくれるよね。


そう思って、ピアスを箱に戻した。