「っつーわけ!でっ、今までと変わらんっちゅーことで! 分かった!?」 「……分かった」 「じゃっ、帰るけん」 「え、帰んの?」 「なーん、帰ってほしくないかや」 「バイバイ!」 「んなっ! くそ! 今すぐ帰っちゃるが!」 「あははっ」 ほんとに話しに来ただけなんだなぁ……。 「あぁ違うっ! もう1個!」 理一はドアを開けてから、慌てて振り返る。 「?」 「ハッピーバースデー」 「え?」 ハッピー……バースデー? 理一は小さい箱を差し出している。