「今日はもう、みんな帰ればいいが」
「そんなこと言うなや京~! 理一が送る言っちょるけん、京は残れって!」
そーだよー!と、女子。あたしは再び断るタイミングを逃して、黙る。
「京の歓迎会は、今日しかないんだかんなー!?」
「またやってよ」
「え?」
和也がきょとんとすると、京は微笑んだ。
「歓迎会。第2回してくれんのかや」
「けっ……京ー! するが! する! しまくる!」
和也……朝あんなに怒ってたくせに……。
「今日はありがと」
京がニカッと笑うと、和也は感動してるのか本当に嬉しそうな顔になる。
「第2回! 決まったら連絡するけん!」
「了解、じゃーな」
「おうっ!」
京が和也たちと女子に挨拶していると、ふと理一と目が合う。理一はただ、あたしの目を見つめていた。



