ジリジリと照りつける太陽。今年の夏は熱い。
鏡の前で白いシフォンワンピースを着て、髪を緩く巻いた。
今日は京の歓迎会。昨日の夜、和也からクラスのみんなにメールが入った。
あたしには、電話だったけれど。
――――…
『明日京の歓迎会するけん、来い』
電話に出て聞いた、和也の第一声。
「……え?」
『だけんっ、歓迎会!』
いや、聞こえたよ……。
『クラス全員強制参加だけん。もちろん綾も例外なく』
「…………」
突然すぎて頭が追いつかない。
『なーにびびっちょるか! 別に普通にしちょればいいが〜。京だってそのほうが嬉しいって!』
「いや、あの、和也くん?」
普通がどれほど難しいか、分かっていないの?
『何かや。じゃあ、ずっと京から逃げて生きてけると思っちょるわけ?』
「思ってないけどさぁ!」
『じゃあ早いほうがいいじゃろが! 昔すっげー楽しかったじゃろ!?』
……まぁ、楽しかったけど……。



