「――ぶはっ、疲れたぁ〜!」
15時34分。さすが都会。人の量が半端ない……。
「てか綾、買い過ぎだけんっ」
陽子がありえないといった顔で、綾の両手に持たれた大量のショップ袋を見る。
「だって可愛いんだもん! ふたりだって結構買ってるじゃん!」
「「綾ほどじゃないが!」」
ハモるほどですか……。
「てか……重い……」
「調子乗るからだが」
「理一! 陸と和也もっ」
「まだ16時じゃないが」
朋が時計を確認しながら言うと、
「早く終わったけん。つか腹減ったが〜。どっか行くべ」
と、理一がお腹を押さえながら溜め息混じりに言う。
てか……。
「理一、買い過ぎ……」
「あ?」
理一の両手には大量の……。
「綾もだが」
「……はは……」
綾もまさかこんな感じなのかな……。や、同じだな……。
「マック行くべ〜。俺ポテト食いたいけん」
和也が近くにあったマックを指差して綾たちを促した。



