確かに3人がいて、申し訳なさそうに笑っていた。
多分、みんなが息を呑んだ。
「えっ、ヤバくない!?」
「カッコいーっ」
近くの女子の黄色い声が聞こえた。
3人の滅多に見ることのない私服姿に、3年女子は胸をときめかせたと思う。空気が止まったもん。
しかもあの3人みんなかカッコいいし。何よりも和也と陸だって充分かっこいいのに、理一がズバ抜けてカッコよかった。
しかもまた、髪の色変わってるし……。
そんなことを考えているうちに、理一たちがやってきた。
「……ごめん」
「和也がさー、全然起きんかったが~」
「俺だけじゃないがっ」
「おいっ、そこの遅刻3人組! こっち来んしゃい!」
口々に謝る3人を、学年主任の先生が呼んだ。
「ぷっ。怒られてくれば」
そう笑うと、3人はうなだれて先生たちの元へ向かっていった。
ぷぷ……怒られてる怒られてる。



