君を、何度でも愛そう。


──────…


修学旅行が月曜に迫った金曜日。


「もうすぐだね、修学旅行」


朋がワクワクしながら綾に笑顔を見せた。


「ね。準備した?」


綾もつられて笑顔になる。


「バッチリ! あ、服買いに行かなきゃ…」

「……今日一緒に行こうかっ。パパ仕事休みだからさ、連れてってもらお」

「大丈夫なんかや?」

「余裕余裕! 陽子ーっ、今日暇!?」


陸と話している陽子に事情を話す。


「俺も行きちょー」

「陸も? いいよっ」


綾ん家ワゴン車だし、余裕でしょっ。


「俺らも」


声に気付き後ろを見ると、和也と理一。


「じゃあ学校終わったらみんなで行こっ」


結局いつものメンツになったけれど、みんなで出掛けるのは初めてだから、楽しみで思考はすでに放課後に飛んでいた。