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「綾って、いっつも付けちょるけんね、そのネックレス」
そう言って綾の首もとを指差すのは、根岸さん。
綾の周りにはいない、2年生の時から同じクラスの真面目キャラの根岸さん。
かなり新鮮で、綾は今、根岸さんにハマり中。
髪を染めた次の日なんか、先生より先に怒られたし。
思い出し笑いしていると、早速突っ込まれる。
「何笑っちょるの!? あたし何もしてないがっ」
ウ……ウケる。誰も根岸さんが何かしたからなんて、言ってないのにっ。
笑いを堪えながら、笑顔をつくった。
「このネックレスはね、彼氏から初めてもらったプレゼントなんだよ」
「えっ、彼氏いちょるの!?」
「ははっ! 小5の時からね」
「すごいね〜、誰? 同じ学校?」
根岸ちゃん面白い! 何でそんなに乗り遅れてるのっ!?
それともあんまり広まってなかったのかな?
「遠恋だもんな。綾は」
「……理一」
綾の代わりに答えたのは、金髪に変わった理一。



