「付き合ってないから!!」
全力で否定する綾の体に、朝と同じ重さが感じられた。
「付き合っちょらんよ、俺ら」
「理一っ!」
突然の理一の出現に皆は驚いたけど、しばらくしてすぐ、聞きたがりのみんなに戻った。
「付き合っちょらんの!?」
「うん」
理一はニコニコしながら答えているはず。
笑ってる……笑ってるはずなんだけど……、何か違う。
「じゃあ仲いいだけかや?」
「うん。仲いいんだけん」
「付き合っちょるって噂、嘘かやぁ〜」
そんな噂あったの!?
「え……じゃあ、綾に遠距離の彼氏がいちょるって噂は?」
綾はその言葉にいち早く反応して思わず叫ぶ。
「それマジだから!」
理一はまだ綾の背中に寄り掛かって、手を首に回してる。



