君を、何度でも愛そう。



「ちょっ……理一!?」

「なぁにー?」


なぁにじゃなくてっ!!
手を繋ぐ意味がわかんない!!


「はぐれても、俺探さんけん。面倒くさいもん」

「……理一って優しさが足りない」


ムスッと言うと、理一は笑った。


「優しいばっかじゃ、つまらんじゃろー?」


そんなことない、となぜか言えなくて、黙って手を繋いで歩いた。



「あっ! 綾!?」


呼ばれたほうを見ると、陽子と陸。


「陽子ぉ〜!! 陸もっ。来てたんだぁ!」


激しく手を振ると、手を繋いでた理一も激しく揺れた。


「うん。綾たちも?」

「そー。理一が全部おごってくれるって言うから」

「うっそぉ!?」


理一は焦りながらも、笑っていた。


陸の視線が綾たちの繋がれた手に注がれていたのに気付いていたけど、誰もそのことに触れなかった。