君を、何度でも愛そう。



綾の家ではドンチャン騒ぎが続いていた。


なぜこんなことに……と最初は思ったけど、さすがにもうクラスのみんなと打ち解けてしまった。気さくなクラスメートに、人見知りだなんて通じなかったから。


気の合う子を見つけた。前髪を真ん中分けにしたショートカットの女の子。


植木 陽子(うえき ようこ)名前の印象通り明るい、サバサバした子だ。


「綾、同い年には見えんね。12歳って言っても違和感ないけん」


陽子は隣でジュースを飲みながら綾をマジマジと見てくる。


「う……嬉しくない……。綾ってそんなに老けてる?」

「あははっ! 老けてるって! 違うが。大人っぽいってこと!」


同じじゃん……。


溜め息をつくと、陽子が綾の髪に視線を移した。