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「ねーっ、なんかみんなでお揃いの格好したくない!?」
体育祭前日、クラスで体育祭の最終確認をしている中、綾は大声で呼び掛ける。
「「「それいいー!」」」
ノリのいいクラスでよかった。大体作戦は決まったし、練習も充分したってことで早速会議。
「でー? 何にするー?」
学級委員を嫌がってた和也も、すっかり様になってきた。
「Tシャツお揃いとかは?」
「今からじゃ無理だが〜」
「んー……髪形は!?」
「長さ違うし男子と女子バラバラになるが」
なかなか決まらない。
何かないかなぁ? 頭をひねらせていると、「俺さー……」と、理一が何か言いかけカバンの中をあさり始めた。
「じゃーん!」
えっ……?っとみんなが注目する。理一の手には学校指定の青い長ジャージ……のはず。
「俺さー。長ジャー履きたかったけん。でもこの裾絞りが嫌で……壊しちゃった!」
「……それいい」
そう言った綾を、みんなが一斉に見てくる。
「綾も嫌でさ、ずっとハーパンも嫌だったから、切って裾ボロボロにしようと思ってたんだよね」
「ナイスじゃね!?」
和也も乗り気。もちろんみんなも。



