君を、何度でも愛そう。


────…


あれから数日後。


「ねーねー、綾ちゃんって、彼氏とどこまで進んどるの?」


女子代表、美佳ちゃんの質問に、食べていたご飯を吹き出しそうになった。


「いきなり何っ!」

「教えてよ〜」

「やだっ」


恥ずかしいもんっ。


「ケチー」


言うだけ言って、代表の美佳さんは女子軍団の元へ帰っていった。


「綾の気持ちも知らないでっ!」

「相変わらず連絡なしかや?」

「えぇまぁ……」

「陸、親友でしょ!? 何か知っちょー?」

「何も」

「はぁぁ。綾は京に会ーいーたーい〜」

「……欲求不満?」

「はっ!?」


陸がお弁当を食べながら平然と聞いてくる。


「り……りりり、陸くん?」


あなたそんなキャラだった?


「え……綾ってもう……」

「わぁっ! キスだけだから!」


思わず大きい声を出してしまった。


や……やばい……。


「やっぱキスしちょるんよ!」
「大人だけんっ」
「いーなーっ、三波さんっ」


女子の歓声と、男子の視線……。


「消えたい……」

「まぁまぁ」

「キスだけだったんだ……あたしてっきり……」


陽子のばかぁぁぁああ!!


少し陽子を恨んだ、秋の昼下がり。