君を、何度でも愛そう。



「ほんじゃ帰るけん」

「うん。またね」


律さんバイバーイ、とクラスの女子が口々に言う中、律兄は帰っていった。


その後はみんなに囲まれて、京のことを根掘り葉掘り聞かれて大変だったけど、すごく幸せだった。



綾に彼氏がいるのは嘘だと噂が流れてた。


綾自身、まだ付き合ってるのかもう付き合ってないのか分からなくて、肯定も否定もできなくて……。


でも律兄は、彼氏だと言ってくれた。


それは、まだ好きでいていいんだと言われた気がした。好きでい続ければ、京は綾の彼氏だと胸を張っていいって。そう言われた気がしたんだよ。



だけどね、京。


好きだと感じるほど、逢いたくなる。寂しくなる。


早く帰ってきて。


そしてこの輪の中で、綾と京の恋を、照れくさそうに話してほしい……。



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