「告られたぁ!?」
「……ん」
放課後、久しぶりの京の家。
何と。昨日の夜、郁子が家を訪ねてきて、告白されたらしい。
「じゃあ、昨日綾が京に会いに行った時、告られてたってこと……?」
だから律兄怪しかったんだ……。
「まあ……そういうことだけん」
「ふーん……で? 何て言われたの?」
「そぎゃんこと聞かんでいいが!」
「…………」
無言の攻撃に京は渋々口を開く。
「……3年の時から好きで、綾よりも好きな自信がある。だから付き合って。って言われたけん」
「……何て答えたの?」
「……言わせるんか。……俺は綾が好きだけん。綾しか見えちょらん。郁子のことは好きだけど、それは友達としてだけん。ごめんって」
「……ふーん」
ヤバい……顔、絶対赤いよ。
「……それだけ? 今感動するとこだと思わん!?」
「いや……まあ……」
「……こっち見い」
「っ絶対やだ!」
「……」
「ひゃっ!」
京に突然顔を引っ張られて、真っ赤であろう綾の顔を見られた。
「顔赤いけん」
「ちょっとっ、離してよー!」
……京っ、顔近い!!
さらに顔が赤くなるのが分かって、心臓はバクバクとうるさい。



