「うわ……やっぱ帰ってきちょる」
「お。京。久しぶりぃ〜」
「京っ、起きた〜」
「てか嫌そうにすんなや〜!!」
ソファーで寝ていた京が、ものすごく嫌そうな顔をして起き上がった。
「別に帰って来なくてよかったけん。どいて」
京は律兄の肩を押して、綾の隣に腰掛ける。
「何? イジメ? わざわざ俺と綾の真ん中に割り込まんでもよくない?」
「どっかいけっ」
「ヒドーイ! ねぇ綾!?」
「律兄キモーイ」
「綾までっ! ヒドイわ!」
「誰だよ」
京と律兄が笑ってる。
良かった。京、ちゃんと仲良くしてるっ。
「何ニヤけちょーか」
「ん? 別にぃ〜」
「何かや」
京がフワッと笑い、綾の胸は高鳴る。慌てて視線をそらすと、京の隣でニヤニヤと笑う律兄が目に入った。
「ちょっとー。なーんかふたり、ラブ度UPしてません?」
「はっ!? 律兄何言ってんの!?」
「けーいちゃーん? あれれ? お顔が赤いなぁ〜?」
えっ!?



