―――――――…
俺……変……。
今日1日、朝の騒動から綾は目を合わせてくれんし。
「……つまらん……」
帰りの会の最中、隣で先生の話をつまんなそうに聞く陸が俺を見た。
なぜか少し、楽しげに口元を緩ませて。
「綾と話せんから?」
「んー……。まあ、そんな感じだけん」
「京って寂しがり屋だが」
「……まぁ……うん」
反論する気になれず素直に答えると、陸はフッと鼻で笑った。
「京は綾のこと、好いちょるからね」
「…………」
「……無視?」
「いや……何て?」
「だけん、綾のこと好いちょるもんねって」
「え? あー……そら好いちょるよ」
「……京って、自分にも鈍かね……」
「……何? 俺が?」



