「風呂。入る時、外したじゃろ?」 「……あ……」 綾は思い出したのか、みるみる顔を赤く染めた。 「ご……ごめんなさい……」 律兄達たちが笑い、真っ赤になる綾に俺も声を出して笑う。 なんて可愛いやつ。俺があげたプレゼントを失くしただけで、こんなに泣いちょー。 綾にプレゼントを手渡すと、綾は笑顔を見せた。 「京、つけて?」 プレゼントを俺に返すと、綾は後ろを向いて座った。 「ん」 俺が器用にそれをつけてあげると、綾は髪をかきあげて振り向く。