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「京っ! いつまで寝ちょーっ!! もうお昼よ!」
「……んぁ?」
まだ目覚めきっちょらん頭に母さんの声が響き、目を開けて起こしに来た母さんを見た。
「ご飯は?」
「食う…」
俺はのっそり起きて、亀みたいにゆっくり洗面所に向かった。
「うおっ……」
鏡に写った自分の寝ぐせを見てびっくりした。
まあ……いいかや……夕方直せば……。
顔を洗って歯を磨いてから、リビングに向かう。
「京おそ……ぶはっ! 寝癖すごっ!」
リビングに入ると、律兄が昼ご飯を食べている最中だった。
その皿に置かれた、白い笹のような形をした食べ物に目を奪われる。
「……? 何それ、かまぼこ?」
「激……ウマだふぉ」
律兄はかまぼこを口に入れながらピースをする。
意味不明……。
「ささかまだって。おいしいけん。食べる?」
母さんに促され、俺は頷いて席についた。



