「瞳子?どうだった?」
「えっと、あの…」
「うん、どうした?」
固唾を呑んで次の言葉を待っている大河を、瞳子はそっと見上げて呟く。
「あの、あのね…。妊娠、してる…って」
「にんしん?」
ピンと来ない大河は思い切り眉間にしわを寄せる。
「にんしんって…、えっ、妊娠?!」
「しーっ!大河さん、声が大きいです」
「ご、こめん。だって…」
瞳子は、まだよく事態を飲み込めない様子の大河の手を引いて、廊下の隅に連れて行く。
「瞳子、ほんとに?その…」
「はい。妊娠してるから、これから産婦人科を受診して、正常妊娠かどうか診てもらうようにって」
「そ、そうか!じゃあ、瞳子のお腹の中に、その…赤ちゃんが?」
大河はそっと瞳子のお腹に手を当てた。
「はい。大河さんと私の赤ちゃんがいます」
すると大河の目がみるみるうちに潤んでいく。
「え、大河さん?大丈夫ですか?」
「ああ、ごめん。俺、嬉しくて、感動して、どうしていいのか…」
言葉を詰まらせると、大河は瞳子の肩を抱き寄せて顔を伏せた。
「瞳子、ありがとう。俺、幸せで胸がいっぱいで…」
「大河さん…」
瞳子の目にも涙が溢れる。
「私も、信じられないくらい幸せで…。手が震えてきちゃった」
「ええ?!大丈夫か?」
大河は慌てて瞳子の顔を覗き込んで、手を握りしめる。
「大河さん。私のお腹の中に、大河さんと私の赤ちゃんが来てくれたのよね?」
「ああ、そうだよ。俺達の大切な命だ」
「嬉しい…。ありがとう、大河さん」
「瞳子…。必ず俺が守っていく。瞳子も、赤ちゃんも」
「うん」
二人は静かな廊下の片隅で涙を堪えながら、いつまでも互いを抱きしめ合っていた。
「えっと、あの…」
「うん、どうした?」
固唾を呑んで次の言葉を待っている大河を、瞳子はそっと見上げて呟く。
「あの、あのね…。妊娠、してる…って」
「にんしん?」
ピンと来ない大河は思い切り眉間にしわを寄せる。
「にんしんって…、えっ、妊娠?!」
「しーっ!大河さん、声が大きいです」
「ご、こめん。だって…」
瞳子は、まだよく事態を飲み込めない様子の大河の手を引いて、廊下の隅に連れて行く。
「瞳子、ほんとに?その…」
「はい。妊娠してるから、これから産婦人科を受診して、正常妊娠かどうか診てもらうようにって」
「そ、そうか!じゃあ、瞳子のお腹の中に、その…赤ちゃんが?」
大河はそっと瞳子のお腹に手を当てた。
「はい。大河さんと私の赤ちゃんがいます」
すると大河の目がみるみるうちに潤んでいく。
「え、大河さん?大丈夫ですか?」
「ああ、ごめん。俺、嬉しくて、感動して、どうしていいのか…」
言葉を詰まらせると、大河は瞳子の肩を抱き寄せて顔を伏せた。
「瞳子、ありがとう。俺、幸せで胸がいっぱいで…」
「大河さん…」
瞳子の目にも涙が溢れる。
「私も、信じられないくらい幸せで…。手が震えてきちゃった」
「ええ?!大丈夫か?」
大河は慌てて瞳子の顔を覗き込んで、手を握りしめる。
「大河さん。私のお腹の中に、大河さんと私の赤ちゃんが来てくれたのよね?」
「ああ、そうだよ。俺達の大切な命だ」
「嬉しい…。ありがとう、大河さん」
「瞳子…。必ず俺が守っていく。瞳子も、赤ちゃんも」
「うん」
二人は静かな廊下の片隅で涙を堪えながら、いつまでも互いを抱きしめ合っていた。



