「おれはこの世界について調べようと思う。きっとまだまだ隠された情報が眠ってるはずだし」
「なるほど!じゃあわたしも一緒に……」
「は?却下。足手まといにしかならないから大人しくしてろ」
冷たく見下ろしてくる成生くん。
絶対零度の眼光。
うひょー!これだよこれこれ!
「え〜?そんなこと言わないでよ〜。遊園地はこんなに広いんだし、人は多い方がいいでしょ?」
「0になにを掛けても0にしかならない。その0はおまえだ。自分の価値を正しく認識してから出直すんだな」
「へへ、わかりました〜♡」
「なに鼻の下伸ばしてんの、きもちわりーな……」
あえて煽りまくるわたしに期待通りの反応をくれる成生くん。
この氷のようなまなざしに安心する日がくるとは、人生ってわからない。



